ダイエットといえば、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を
一番に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
確かに、有酸素運動は体脂肪を燃焼させる効果があり、
健康維持にも役立つ重要な運動習慣で、
「ダイエットの王道」とまでいわれています。
実際、街の中をウォーキングやジョギングしている人をよく見かけますし、
スポーツジム内でもランニングマシンやエアロバイクで
汗を流している人が大勢いらっしゃいます。
しかし、実は、「有酸素運動だけ」で
理想の体型を目指すには限界があるのをご存じでしょうか?
今回は、その理由と、効率よく痩せるためのポイントを解説します。

有酸素運動のメリット
まず、有酸素運動の良い点を整理しておきましょう。
・脂肪をエネルギーとして消費する
・心肺機能を高める
・ストレス解消やリフレッシュ効果がある
このように、健康面・メンタル面でも非常に優れた運動で、
多くの人が実践し、最も人気のある運動といえます。
なぜ有酸素運動だけでは痩せにくいのか?
① 消費カロリーには限界がある
有酸素運動は確かにカロリーを消費しますが、
実はその消費量はそこまで大きくありません。
例えば、体重50キログラムの一般的な女性が、
汗を流して一生懸命頑張って30分ほどのジョギングをしても、
消費できるカロリー数は約150〜200kcal程度。
これは、おにぎり1個分にも満たないことがあります。
つまり、「頑張って動いても、食事で簡単に帳消しになる・・・」
という程度の運動なわけです。
② 筋肉量が増えにくい
有酸素運動は脂肪を燃やす一方で、筋肉を大きく増やす効果はあまりありません。
それどころか、筋肉を消費して筋肉量の減少につながることがあります。
筋肉量が少ないままだと、「基礎代謝が上がらない・・・」
「痩せにくく太りやすい体になる・・・」という状態になってしまいます。
つまり、有酸素運動だけでは「燃えやすい体」を作るのが難しいのです。
③ 継続しないと効果が出にくい
有酸素運動は、一度やっただけで劇的に痩せるものではありません。
毎日コツコツ続ける必要があり、忙しくて時間調整ができなくなると
継続が難しくなり、そのため、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
では、効率よく痩せるためには、何が必要で、どうすればいいのでしょうか?
ポイントは「組み合わせ」です。
① 筋力トレーニングを取り入れる
筋力トレーニングを行うことで「筋肉量アップ」「基礎代謝量のアップ」
「太りにくい体づくり」が可能になります。
結果として、何もしていない時でも体脂肪が燃えやすい体になります。
② 食事管理を意識する
どれだけ運動しても、食事が乱れていては痩せません。
・タンパク質をしっかり摂る
・糖質・脂質を摂りすぎない
・バランスの良い食事を心がける
これがダイエット成功のカギです。
③ 有酸素運動は“サポート役”として活用
有酸素運動は「メイン」ではなく、
脂肪燃焼をサポートする役割として取り入れるのが効果的です。
筋力トレーニング+有酸素運動の組み合わせが、
最も効率よく痩せる方法といえるでしょう。
ちなみに、筋力トレーニングの後に、有酸素運動を行うと、
有酸素運動を単独で行った時と比べて
約30%も体脂肪燃焼効果がアップするといわれています。
このように、有酸素運動はダイエットに有効ですが、それだけに頼るのは非効率です。
・消費カロリーには限界がある
・筋肉が増えず代謝が上がらない
・継続が難しい
これらの理由から、筋力トレーニングと食事管理を組み合わせることが重要です。
「頑張っているのに痩せない・・・」と感じている方は、
ぜひ一度ダイエット方法を見直してみてください。
正しい方法を選べば、体は必ず変わっていきます。
