最近は街のあちこちにスポーツジムなどがオープンし、
美ボディを目指してダイエットに励む女性が増えています。
また、書店に行ってみれば、さまざまな手法のダイエット本が平積され、
雑誌などにもダイエットに関する特集が多く掲載されています。
これほど多くの人がダイエットや健康についての関心が
高くなっているということですが、
実際、ダイエットを志して目標通りの美ボディを手に入れたという人は
どのくらいいらっしゃるのでしょうか？
おそらく、リバウンドしたり、途中で挫折するなどして、
ダイエットに失敗する人が予想以上に多いので、
世の中には、これだけのダイエット情報が溢れ返っているのだと思います。
では、多くのダイエッターが失敗してしまう原因は一体なんなのでしょうか？
まずは、よくテレビや雑誌などの広告で紹介されているもので、
「あっという間に、しかも簡単に〇キロも痩せた・・・」
「一週間で１０キロは痩せられる・・・」
といった甘い言葉で惹きつけるようなダイエット法に騙されないことです。
現時点で、そんな魔法のようなダイエット法は絶対に存在しませんし、
今まで楽な生活を続けて太ってしまった人が、
余分な体脂肪を削り落として美ボディに変えるには、ある程度の努力が必要です。
とはいっても、体育会系のような激しい運動や筋力トレーニング、
さらに、無理な食事制限をする必要はありません。
重要なのは、正しいダイエット法。
ようするに科学的、物理的にしっかり理解できて、
無理なく継続できる方法を選択して長期計画で行うということです。
その中でのダイエット法としては
「食事管理」「筋力トレーニング」「有酸素運動」を三本柱として
無理のない範囲で長期に実践していくことが
最も効率よく確実な手法になるのではないでしょうか。
たとえば、ちょっと前までは、
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は体脂肪燃焼効果があり、
「ダイエットの王道」とまでいわれ、
毎日、ウォーキングやジョギングさえしていれば“OK”
と思い込んでいる人がたくさんいました。
しかし、有酸素運動だけに偏ったダイエット法は、
筋肉を減らしてしまう可能性が高く、その結果、大切な基礎代謝量が低下し、
痩せにくい体に変わり、リバウンドもしやすくなってしまいます。
ただし、効率が悪くても体脂肪を燃焼することは事実なので、
そこに筋力トレーニングを加えることで基礎代謝量を維持して、
効率をアップすることができます。
さらに、美ボディとは、筋肉を鍛え、筋肉によって体をデザインして
美しいボディラインを作ることなので、
筋力トレーニングは絶対に欠かすことはできません。
そして、この三本柱の中でも、最も大切なのが「食事管理」です。
とはいっても、大幅に食事量を減らすなど、無理な食事制限をする必要はありません。
毎日、適正量を栄養バランスよく、規則正しく摂ることです。
いくら運動で消費エネルギー量を高めても、
それ以上のエネルギー量を食事から摂取していては何の意味もないというわけです。
このように、どれか一つの方法に偏るのではなく、
まずは、「食事管理」「筋力トレーニング」「有酸素運動」の三本柱を基本とし、
そこに、効果的とされるものを無理なく加えるなどして
長期的な計画で実践してみましょう。
