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筋力トレーニングはハッキリいって楽ではありません!

 

今まで、筋力トレーニングだけでなく運動でさえ、

あまり経験がないという人にとっては、

最初は「筋力トレーニングは、しんどくてとても大変・・・」

と思われるかもしれません。

 

筋力トレーニングの効果は、ダンベルやバーベルが上がらなくなるまで反復して、

筋肉がパンパンになるまで追い込まなくてはならないので、

ハッキリいって楽ではありません。

 

よく深夜の通販番組で「楽なトレーニングマシン!」などというキャッチフレーズで、

大々的に宣伝している商品がありますが、

基本的に筋力トレーニングは“辛い”ものであり、楽を求めても、

筋肉への効果は期待できません。

 

なので、チョット辛くなったからといって、すぐに反復を止めてしまったら、

筋力トレーニングの意味がないわけです。

 

ですが、その辛さも“無理のない範囲”ということが大切で、

日常生活の中ではかかることのない負荷を、

少しずつでも筋肉に与えてやるという過負荷(オーバーロード)の原理を

維持しながら継続することが必要になってきます。

 

初心者にとっては、最初、かなりの辛さになるかもしれませんが、

慣れてくれば、徐々に、その辛さが快感になり、筋力トレーニングの楽しさが

分かってくるかもしれませんし、頑張った後の効果は格別なものになります。

 

 

筋力トレーニングを始めた時、最初に設定した重量と反復回数は、

数か月続くと、筋肉の成長とともに楽にできるようになります。

 

しかし、これは筋肉が刺激に慣れてしまって、

さらなる効果が期待できない状態にあります。

 

なので、過負荷(オーバーロード)の原理に従って、

次の“辛さ”にチャレンジしていかなければなりません。

 

初心者は、重量を少し増やしていけばいいのですが、

一気に全てのセットを重量アップしなくても、

最初は、最後のセットだけでも十分だと思います。

 

例えば、10キログラムのダンベルを10回反復して、

それを3セット行っていたとしたら、最後の3セット目だけ、

12キログラムくらいのダンベルにアップして、

できる回数まで行うといった方法から始めて、

最終的には、全てのセットを重量アップして目標回数までできることを目指します。

 

そして、この負荷に慣れてきたら、また重量アップすればいいわけです。

 

ただし、当初数年は基本として、この方法で十分ですが、

さらに効率良く筋肉の成長を目指すなら、重量アップだけでなく、

反復回数やセット数、種目、インターバルの時間など、

さまざまな手法のプログラムを取り入れていく必要があります。

 

このように、負荷の強度が頭打ちになって、

少しずつ使用重量や反復回数を増やしていく方法を漸進性の原理といいます。

 

そして、大切なことは、それを継続すること。

 

常に“辛さ”とともに進んでいかなければなりませんが

「今日の筋肉より強い明日の筋肉」という意識を持って、日々努力することです。

 

筋力トレーニングはハッキリいって楽ではありませんが、

頑張れば、それだけ得られるメリットは大きくなります。

 

 

 


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