日中、活動している間に生じた体と脳の疲労を回復させるために、
睡眠は、絶対とらなければなりません。
しかし、日本国民の５人に１人が、睡眠に関して、何らかの不満を持っている
といわれており、「なかなか寝付けない・・・」
「夜中に何回か目が覚める・・・」
「朝、早く目が覚めてしまう・・・」
「目覚めが悪くて、スッキリ起きれない・・・」
「日中、眠くなる・・・」などのお悩みを抱えています。
このようなお悩みが発生するということは、たとえ、１０時間近く寝たとしても、
熟睡することができず、睡眠の質が悪いということになります。
睡眠は、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が交互にあらわれますが、
ノンレム睡眠を深く、ぐっすりととることができれば熟睡できて、
質の良い睡眠がとれたということになります。
こうした睡眠の周期は、自律神経の中枢が統制しているので、
ストレスや運動不足などから
自律神経の機能を低下させないようにすることが大切です。
そして、しっかり熟睡できるように、
まずは、枕やマットレス、かけ布団、パジャマなどの寝具を変えて、
熟睡できる環境に整えてみましょう。
睡眠中は、体の締め付けが少ないほうがリラックスできるので、
部屋着ではなく、ゆったりしているパジャマに着替えて、
吸水性や肌ざわりのいいものを選んでください。
かけ布団は、安価な羽根布団より、値段は高くなりますが、
軽くてボリュームのある羽毛布団のほうがオススメです。
マットレスは、体圧の分散と寝返りのしやすさのバランスがポイントになりますが、
硬すぎると、背中、お尻、かかとが圧迫されて疲労回復が低下してしまいます。
逆に、やわらかすぎると、寝返りがしにくくなってしまいます。
そして、睡眠中の体を支えるためにマットレスとともに
重要なアイテムとなるのが枕です。
枕を選ぶ時の一番のポイントは、立っている時と同じような自然な首の姿勢を、
寝ている時にも保つことです。
もし、熟睡できないだけでなく「朝、体を起こすのがしんどい・・・」
「朝が最も腰痛が酷い・・・」
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