女性なら誰でも一度はダイエツトを考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、実践してもなかなか効果が得られずに
「私の家系は太る体質だから・・・」「我慢できない性格だから・・・」
「運動は嫌いだし、好きな食べ物は止められない・・・」などと、
言い訳してダイエットを諦めてしまう女性は少なくないようです。
果たして、太りやすい家系? 太る遺伝子なんてあるのでしょうか。
また、激しい運動や辛い食事制限を我慢できない・・・ということをよく耳にしますが、
みんな我慢するのは好きではありません。
そもそも人間は、無理なことを我慢したり、不快に思うことは継続することができません。
それでも無理して続けようとすれば、ストレスが溜まり、
精神的な病から体調を崩すことになってしまいます。
ですから、我慢できないことがダイエット失敗の原因ではなく、
我慢しなければならないような手法のダイエット自体が失敗の原因なのです。
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ダイエットを成功させるために、一番大切なことは“継続”です。
その人が、普段の生活習慣の中で無理なく行えるような手法のダイエット法を見つけ出し、
それを長く継続することでダイエットの成功につながります。
もちろん、短期間で痩せようという考えは捨てて、ほんの僅かな効果でも、
それをコツコツ地道に続けて長期計画で成果を得るという考えに変えなければなりません。
そして、ダイエット法の基本は、1日あたりの総消費エネルギーが
総摂取エネルギーを上回るという赤字収支の生活習慣を作ることです。
ですが、食事制限で摂取エネルギーを減らすのではなく、
運動などで消費エネルギーを増やすことが必要です。
ただし、あきらかに食べ過ぎが原因で太ってしまった人はもちろん、
まずは適正量の食事に戻す努力をしなければなりません。
いくら運動しても、それ以上のエネルギーを食事で摂取していたら、何の意味もありません。
どうしても病気や太り過ぎなどが原因で運動ができない人以外は、
いかに消費エネルギーを増やすかということを考えましょう。
そして、もっと詳しく運動について言えば、
筋力トレーニングで筋肉量を増やして基礎代謝量を高めて、
痩せやすい体に変えれば効率よく痩せることができます。
確かに、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は体脂肪を燃焼する効果がありますが、
その量はほんの微々たるものなので、
基礎代謝量を高めて1日あたりの総消費エネルギーを増やすほうが効率がいいというわけです。
そして、もし、有酸素運動を加えて行う余裕があるのなら、
筋力トレーニングの後に行えば、さらに、効率がよくなります。