太ってしまった多くの人が、食べ過ぎの食生活が原因です。
1日あたりの総消費カロリー量と同じ分だけを食べていれば太ることはないのですが、
それ以上のカロリー量を摂取してしまうと、消費し切れない分が体脂肪として
蓄えられていきます。
そんなことは分かっていると思いますが、
実際、毎日、朝、昼、晩の3回の食事からの総摂取カロリー量が
どのくらいの数値になっているか?
また、間食で、どのくらい食べているかは分からないものです。
しかし、知らないうちに過食状態になっているから太ってしまうわけです。
例えば、ケーキやお菓子、ジャンクフードなどを間食してしまうとか、
3度の食事で、油っぽいものなど高カロリーの食品ばかり食べているとか・・・
そこで、毎日、食べたものを日記につけることをオススメします。
日記をつけると、毎日、どのくらいの量を食べているか分かるし、
何が余計なのかなど、太る食事の原因もだいたい分かってきます。
太るには、それなりの原因があるので、毎日の食べ物、
そして、そのカロリー数など、まずは、しっかりと確認しておく必要があります。
そうすれば、ある程度、太る食事を防ぐことができます。
ですが、極端に食事量を減らして痩せようとするダイエット法は
絶対に避けなければなりません。
確かにダイエットの基本は、1日あたりの総消費カロリー量が
総摂取カロリー量を上回る赤字収支を作ることですが、
食事制限だけで赤字収支を作っても、なかなか痩せることはできません。
たとえ、ある程度、体重が落ちたとしても、
それは一時的なもので直ぐにリバウンドして
前の体重以上に太る結果になってしまいます。
健康的に痩せるには、まずは、食べ過ぎの食事を適正量に戻して、
しっかりと食事コントロールすることが大切ですが、
そこから消費量が摂取量を上回るようにするには、
当たり前のことですが運動することです。
とはいっても、なかなか忙しくて
ウォーキングやジョギングなどの運動をする時間がない・・・、
という人も多いと思います。
そんな人は、特別な運動をしなくても、
日頃、車や電車、バスを使うところをできるだけ歩いてみたり、
また、エレベーターやエスカレーターを使うところ、
階段で昇り降りするようなことで十分です。
わずかな運動量ですが、これを習慣にして積み重ねれば、
大きな結果としてあらわれます。
ようするに、体を積極的に動かそうという意識が大切なわけです。
食事にしても、ゆっくり時間をかけ、よく噛んで食べれば、
満腹中枢が働いて満腹感を得るので、余計に食べてしまうことがなくなります。
また、主食、主菜、副菜、汁物など、食べる順番を考えたり、
血糖値の上がりにくいGI値の低い食品を選ぶなど、食べ方を工夫すれば、
かなりのダイエット効果が期待できます。